第65回MNTC講演会が開催されます。

「エンジニア職セミナー」
講師 服部 忠幸 氏
株式会社フォーラムエンジニアリング 大学支援推進部シニアマネージャー)

日時:2021年12月21日(火)17:15-18:45
場所: マイクロ・ナノ研究開発センター(対面)
ノートPCをご持参ください(持っていなければスマホ、タブレット可)。主な対象は修士1年、学部3年生ですが、
エンジニア職や就活・キャリア形成に興味ある学生は参加可能です。https://user.bell-face.com/l/3b2734b45a
(詳細は上記リンクまたは添付PDFをご覧ください)
また記載されているURLで登録をお願いします(参加人数の確認もこれで行います。)

機械工学科の木村准教授が「日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門 新分野開拓表彰」を受賞しました(東海大学公式サイトにて紹介)

2021.12.16

工学部機械工学科の木村啓志准教授(マイクロナノ研究開発センター兼務)がこのほど、「日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門 新分野開拓表彰」を受賞。11月9日から11日にかけてオンラインで開催された「マイクロ・ナノ工学シンポジウム」で表彰されました。

今回の受賞は、木村准教授が長年にわたって携わる「マイクロ・ナノ工学を技術基盤とする生体模倣システムの開発と創薬分野への応用」の研究が評価されたものです。木村准教授は、さまざまな臓器細胞を培養し、その機能を維持・向上させることができるマイクロ流体デバイスを用いた生体模倣システム(Microphysiological System:MPS )の開発に取り組んでおり、創薬分野では動物実験の代替法として注目されています。これまでの成果をまとめた論文「創薬のためのマイクロ流体技術を用いたオーガンオンチップに関する総説」は、クライベイト社が運営する世界最大級のオンライン学術データベース「Web of Science」のPharmacology&Toxicology分野で、2020年度高被引用文献上位1%に選出されたほか、産官学連携で製品化も実現しました。また、日本機械学会の年次大会では複数のセッションのオーガナイザーを務めるなど運営にも携わり、同学会のバイオエンジニアリング部門との連携事業も推進しています。

木村准教授は、「本学にはマイクロ・ナノ研究開発センターをはじめとした充実した研究施設がそろっており、医学、生物学、理工学といったさまざまな分野の専門家も数多く在籍しています。この恵まれた環境があったからこそ、多くの研究成果を生み出すことができ、今回の受賞につながりました。携わってくださった多くの教職員の皆さんに感謝しています。ともに研究を進める学生や大学院生の存在も非常に大きく、彼らの成長を見守りながら、ときに肩を並べて議論する日々はかけがえのない時間でもあります。今後も、学内外との連携を深めながら、社会貢献につながる研究成果を生み出していきます」と話しています。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

総合医学研究所がマイクロ・ナノ研究開発センターと共同で第17回研修会を開催しました(東海大学公式サイトにて紹介)

総合医学研究所が11月27日に伊勢原キャンパスで、「第17回研修会」を開催しました。この研修会は、研究成果の学内外への広報や若手研究者の育成、医科学分野に関連した他の学部や研究機関との連携を促進するため、毎年実施しているものです。昨年度に続きマイクロ・ナノ研究開発センター(MNTC)と共同開催し、両機関の研究者らが成果を発表。WEBビデオ会議システム「Zoom」を併用し、医学部、工学部、理学部の教員や学生、大学院生、生命科学統合支援センターの職員ら約100名が参加しました。

中略

はじめに、本研究所の安藤潔所長(医学部医学科内科学系血液・腫瘍内科学教授)とMNTCの喜多理王所長(理学部物理学科教授)が、近年、細胞の生命活動において重要な役割を担う現象として注目されている「液‐液相分離現象」(溶液が、溶質を多く含む相と希薄な相の2相に分離する物理現象)をテーマに講演しました。安藤所長は、約70年前に物理学者によって生みだされた分子生物学の発展の経緯を紹介し、液‐液相分離現象が生命の原理を担っている可能性について解説。喜多所長は、液‐液相分離現象の理論や理工学系の研究者の従来の研究成果を解説し、細胞の研究に生かすための困難さやアプローチなどについて紹介しました。安藤所長は、「ようやくすべての生体高分子の構造が解明され、生物学は物理学とコラボレーションできるまでに成熟してきました。両分野の研究者が対話を重ね、双方のギャップを埋めていく先に、生命科学の発展があると考えています。マイクロ・ナノ研究開発センターとのコラボレーションは本研究所にとって千載一遇のチャンスです。大きなブレイクスルーが生まれることを期待し、さらに連携を深めていきたい」と語りました。

つづく)この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

医学部医学科の中川講師が参加する研究コンソーシアム「G2P-Japan」が、新型コロナウイルス「デルタ株」が従来株に比べて高い病原性を示すことを明らかにしました(東海大学公式サイトにて紹介)

医学部医学科基礎医学系分子生命科学の中川草講師(総合医学研究所/マイクロ・ナノ研究開発センター)らの研究グループが、新型コロナウイルス「デルタ株」(B.1.617.2系統)が従来株と比べて高い病原性を示すことを発見。その内容をまとめた論文が11月25日に、イギリスの権威ある科学雑誌『Nature』オンライン版に掲載されました。この成果は、東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター・システムウイルス学分野の佐藤佳准教授の主宰する研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」が発表したものです。中川講師は大規模な遺伝情報を活用し、さまざまな環境や生物に存在するウイルスの同定や進化などの解析に取り組んでおり、ゲノム科学の専門家としてG2P-Japanに参加しています。

(中略)

中川講師は、「デルタ株は世界各地に広がり、地域ごとにさまざまな変異を獲得しており、その中にはP681Rのような有害なアミノ酸変異が存在する可能性は否定できません。加えて、スパイクタンパク質を中心に多くの変異を獲得したオミクロン株などの報告もあり、このようなウイルスの変異を抑えることは原理的に不可能です。しかし、感染者数を減らすことで、有害な変異が発生してそれが伝播してしまう危険性を下げることは可能と考えます。今後も新型コロナウイルスの変異とその変異が感染拡大に寄与する可能性を明らかにする研究に注力していきたい」と話しています。 (この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。写真は東海大Webより抜粋)

※『Nature』に掲載された論文は下記URLからご覧いただけます。

https://www.nature.com/articles/s41586-021-04266-9

宮城県栗原市とマイクロ・ナノ研究開発センターの協定締結に向けた意見交換会を実施しました (東海大学公式サイトにて紹介)

マイクロ・ナノ研究開発センター(MNTC)では12月8日に湘南キャンパスで、「宮城県栗原市とマイクロ・ナノ研究開発センターの協定締結に向けた意見交換会」を実施しました。MNTCは医学、理学、工学などの分野横断的な共同研究を実践し、学術的な基礎研究の実施に加え、産学連携によるイノベーション創出に向けた研究開発や幅広い分野横断型共同研究を行っています。今回は、栗原市から同市内の施設や自然環境を研究フィールドに活用してもらいたいとの申し出を受け、包括的な協定の締結に向けて両者の特性や連携方法などについて意見を交わす場を設けました。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

医学部医学科の中川講師が参加する研究コンソーシアム「G2P-Japan」が、新型コロナウイルス「ミュー株」が中和抗体に対するきわめて高い抵抗性を持つことを明らかにしました(東海大学公式サイトにて紹介)

医学部医学科基礎医学系分子生命科学の中川草講師(総合医学研究所/マイクロ・ナノ研究開発センター)らの研究グループが、新型コロナウイルス「ミュー株」(B.1.621系統)が感染者とワクチン接種者の血清に含まれる中和抗体に対してきわめて高い抵抗性を示すことを発見。その内容をまとめた論文が11月3日に、アメリカの科学雑誌『New England Journal of Medicine』オンライン版に掲載されました。この成果は、東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター・システムウイルス学分野の佐藤佳准教授が主宰する研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」が発表したものです。中川講師は大規模なDNA配列情報を活用し、さまざまな環境や生物に存在するウイルスの同定や比較解析、人獣共通感染症ウイルスの突然変異と感染性の解析などに取り組んでおり、ゲノム科学の専門家としてG2P-Japanに参加しています。(中略

中川講師は、「新型コロナウイルス感染症を収束させるためには、公衆衛生の視点から感染対策を講じるとともに、ウイルスの遺伝情報を解読して変異を調べ、その特徴を解明することが重要です。今後もG2P-Japanのメンバーと協力しながら、ウイルスの性質が変化するような変異を早期に発見し、感染拡大に寄与する可能性を明らかにする研究を推進していきたい」と話しています。

※『New England Journal of Medicine』に掲載された論文は下記URLからご覧いただけます。

https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMc2114706

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

第64回MNTC講演会が開催されます。

東海大学総合科学技術研究所 特任教授 京都大学化学研究所 研究員 橋田 昌樹先生
「レーザー微細構造形成解明を目指して」

日時:2021年12月15日(水)17:15~ (1時間を予定)
場所:東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター
ハイブリッド開催。オンライン中継はZOOMに事前登録すると聴講できます。
対面も可能ですのでぜひご参加ください。

PDF

 

「2021年度アンデス・コレクション研究懇談会」を開催しました(東海大学公式サイトにて紹介)

2021.11.02

文明研究所とマイクロ・ナノ研究開発センター(MNTC)では10月23日に、湘南キャンパスの同センターをメーン会場にオンラインと併用で「2021年度アンデス・研究懇談会」を開催しました。両研究所では、本学が所有する「アンデス・コレクション」を高度な光学機器を使って分析し、古代の技術や用途の解明を目指す研究を進めています。今回は文学部文明学科の吉田晃章准教授が進行役を務め、プロジェクトに参画する学内外の研究者や学生が研究の進捗状況や成果を発表しました。(中略

立命館大学環太平洋文明研究センタープロジェクト研究員の市木尚利氏と吉田准教授が、紀元後8世紀から10世紀ごろに作られたワウラ様式の土器について、MNTCのX線CTスキャンを使い分析した製造・成形方法を報告。続いて医学部基礎医学系分子生命科学の松前ひろみ助教と文学部歴史学科考古学専攻4年次生の鴨下真由さんが、土器や絵画に描かれた人の顔を3Dスキャナで撮影し制作したデータベースを紹介し、古代エジプトで描かれた作品との比較検証結果を説明しました。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

2021年度アンデス・コレクション研究懇談会

MNTCメンバー各位

文明学科 吉田晃章先生(MNTCアート・サイエンスチーム)が開催されるアンデスコレクション研究懇談会についてお知らせします。参加お待ち申し上げております。学生さんや興味ある方への拡散歓迎です。よろしくお願いします。喜多

***********
2021年度アンデス・コレクション研究懇談会
ーアンデス・コレクションの多角的研究と活用例ー
10月23日(土)10:30~15:30
オンライン開催 下記リンクより参加申し込みできます
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwrcuisqz4tEtT7YGaKPauGcjHTtA6Mm04_
(添付ポスターのQRコードからも登録可能です)
参加自由(無料)
主催 東海大学文明研究所
共催 マイクロ・ナノ研究開発センター
プログラムは添付チラシをご参照ください

PDF.ポスター

PDF.チラシ

医学部医学科の福田講師らが女性由来のiPS・ES細胞に特異的に発生するX染色体不活化異常の原因を解明しました(東海大学公式サイトにて紹介)

医学部医学科基礎医学系分子生命科学の福田篤講師(文部科学省卓越研究員、総合医学研究所、マイクロ・ナノ研究開発センター)とハーバード大学のケビン・イーガン教授らの研究グループがこのほど、女性由来のiPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)に特異的に発生するX染色体不活化異常の原因を解明。その成果をまとめた論文が8月19日(日本時間20日)に、科学雑誌『Stem Cell Reports』オンライン版に掲載されました。本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成31年度再生医療実現拠点ネットワークプログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)「ヒト多能性幹細胞を用いた転写/エピゲノム多様性・性差に基づく神経細胞分化能の制御機構解明と予測モデルの構築(研究開発代表者:福田篤)」などの採択を受けて取り組んだものです。 (中略

福田講師は、「De novo DNAメチル化酵素の働きを弱めたり、一度抑制されてしまったXIST遺伝子の働きを再活性化させたりする方法を開発し、X染色体不活化破綻を回避できれば、女性特有の疾患メカニズムの解明や創薬の開発をはじめ、自分の細胞から作製したiPS細胞による再生医療など、女性由来iPS・ES細胞の活用の可能性が広がります」と展望を語ります。(つづく

掲載論文URLは以下
『Stem Cell Reports』https://www.cell.com/stem-cell-reports/fulltext/S2213-6711(21)00381-7

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

「文化財を科学するII―本学所蔵エジプト及びアンデスのコレクションの多角的研究―」研究発表会を開催しました(東海大学公式サイトにて紹介)

文明研究所とマイクロ・ナノ研究開発センターでは6月26日に、湘南キャンパスのマイクロ・ナノ研究開発センターをメイン会場に、WEBビデオ会議システム「Zoom」を併用して「文化財を科学するII―本学所蔵エジプト及びアンデスのコレクションの多角的研究―」研究発表会を開催しました。両研究所では2018年から、本学が所有する文化財コレクションを高度な光学機器を使って分析し、古代の技術や用途の解明を目指す研究を進めています。今回の研究会は、約50名の人文科学と物理学、化学、生物学、情報学の研究者や学生が参加し、それぞれの専門的見地から議論を行いました。(中略

最後に、アンデス・コレクションの土器について文学部文明学科の吉田晃章准教授が本学イメージング研究センターの粟野若枝技術員との共同研究による成果について発表。同センターのX線CTスキャンの画像撮影により、真贋判定が高精度で行える可能性を指摘しました。さらに、ディスカッションではX線CT画像の比較検証に重要な定量化を実現するための意見交換が行われました。

マイクロ・ナノ研究開発センターの喜多理王所長は、「研究プロジェクトを進めていくうえで有意義な会になりました。今後は他大学などとも連携を深め、本学所蔵文化財を活用した文理融合研究を推進するために研究会を継続していきたい」と閉会のあいさつを述べました。

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(記事・写真は東海大Webより抜粋)

木村研究室の大学院生が「化学とマイクロ・ナノシステム学会」優秀発表賞を受賞しました。(東海大学公式サイトにて紹介)

2021年06月24日 “大学院総合理工学研究科の榛葉さんが「化学とマイクロ・ナノシステム学会」で優秀発表賞を受賞しました”

大学院総合理工学研究科総合理工学専攻博士課程4年次生の榛葉健汰さん(指導教員=工学部機械工学科・木村啓志准教授(マイクロ・ナノ研究開発センター兼務))が5月17日、18日にオンラインで開催された「化学とマイクロ・ナノシステム学会」第43回研究会で優秀発表賞を受賞しました。同研究会は事前に実施された動画でのショートプレゼンテーションによる1次審査を通過した研究者がポスター発表での最終審査に臨み、その成果やポスターの完成度、プレゼンテーション技術などを再度、審査されるものです。今回は80件を超える発表の中から6件の優秀発表賞が選出されました。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真は東海大Webより抜粋)

山花准教授と三橋准教授のクラウドファンディングについて東海大学公式サイトで紹介されました。

2021年06月11日 “総合研究機構が「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」を開始しました”

東海大学総合研究機構ではこのほど、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」を運営するアカデミスト株式会社とパートナーシップ契約を締結し、「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」を開始しました。(中略)

施策の開始に伴い、6月10日にオンラインで、「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」に関する記者会見(共催=アカデミスト株式会社)を開きました。記者会見には、稲津敏行副学長(理系担当)と、アカデミストの阿部麻衣子氏、クラウドファンディングを実施する文化社会学部アジア学科の山花京子准教授、工学部生命化学科の三橋弘明准教授が出席しました。(中略)

続いて、山花准教授と三橋准教授が支援者を公募する研究テーマを紹介しました。山花准教授は、「古代エジプト人の祈りを、神像の科学的調査から読み解く!」と題し、東海大が所蔵する古代エジプト及び中近東コレクションの一つである「ヒヒ神像」の調査を企画。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。

工学部生命化学科の三橋准教授が責任著者の論文が国際ジャーナルに掲載されました(東海大学公式サイトにて紹介)

2021.06.19

工学部生命化学科の三橋弘明准教授(マイクロ・ナノ研究開発センター兼任)と医学部医学科基礎医学系分子生命科学の中川草講師(総合医学研究所、マイクロ・ナノ研究開発センター兼任)、東京医科歯科大学の三橋里美准教授らの研究グループがこのほど、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)の原因遺伝子DUX4による異常な転写産物の同定に成功。その成果をまとめた論文が、4月1日に発行された国際ジャーナル『Human Molecular Genetics』に掲載されました。この研究は、文部科学省先進ゲノム解析研究推進プラットフォームの支援のもと、東京医科歯科大学、京都大学iPS細胞研究所、産業技術総合研究所との共同研究で行われました。(つづく

この記事・写真は東海大学Webサイトより抜粋しています。

中川先生が所属する研究チームが東海大公式サイトで紹介されました。

2021年06月16日 “ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見”

1.発表者:
佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野准教授)
※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」(注1)メンバー
佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野准教授)
本園 千尋(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 講師)
中川 草(東海大学 医学部医学科 基礎医学系分子生命科学 講師)
(中略、その他3名)

2.発表のポイント:
◆ 新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(注2)の感染受容体結合部位(注3)が、ヒトの細胞性免疫(注4)を司る「ヒト白血球抗原(HLA)」(注5)の一種「HLA-A24」によって認識されることを見出した。
◆「懸念すべき変異株」(注6)に認定されている「カリフォルニア株(B.1.427/429系統)」と「インド株(B.1.617系統;デルタ型)」に共通するスパイクタンパク質の「L452R変異」が、HLA-A24を介した細胞性免疫から逃避することを明らかにした。
◆「L452R変異」は、ウイルスの感染力を増強する効果があることを明らかにした。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。

木村先生のWeb of Scienceトップ1%論文が東海大公式サイトで紹介されました。

“木村准教授による論文が世界最大級の学術データベース「Web of Science」の2020年度高被引用文献上位1%に選出されました”

工学部機械工学科の木村啓志准教授が執筆した論文がこのほど、クライベイト社が運営する世界最大級のオンライン学術データベース「Web of Science」のPharmacology&Toxicology分野で、2020年度高被引用文献上位1%に選出されました。

世界中の研究者から多数の引用を受けた論文は、「創薬のためのマイクロ流体技術を用いたオーガンオンチップに関する総説」で、木村准教授が長年研究を続けているオーガンオンチップと呼ばれる生体模倣システムを用いた創薬研究の成果についてまとめたものです。このシステムは、微細加工によって作製されるマイクロ流体デバイスを使って生体内環境を模したもので、さまざまな臓器の細胞を培養することでその細胞の機能を維持・向上させることができる装置です。創薬において実施されている動物実験の代替法として期待されており、動物愛護の観点やヒトと動物の体の反応が異なるといった課題を解消できます。木村准教授はこの技術を生かし、本学医学部をはじめ学内外のさまざまな研究者と共同で学際的な研究に取り組んでいます。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真と概要図は東海大Webより抜粋)

医学科・福田先生の研究成果が東海大公式サイトで紹介されました。

2021.06.09 医学部医学科の福田講師らがiPS・ES細胞の神経分化を制御する遺伝子を発見しました

医学部医学科基礎医学系分子生命科学の福田篤講師(文部科学省卓越研究員、総合医学研究所、マイクロ・ナノ研究開発センター)らがこのほど、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)の神経分化を制御する遺伝子を発見。その成果をまとめた論文が6月8日(日本時間6月9日)に、アメリカの科学雑誌『Cell Reports』オンライン版に掲載されました。本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成31年度再生医療実現拠点ネットワーク幹細胞(再生医学イノベーション創出プログラム)「ヒト多能性幹細胞を用いた転写/エピゲノム多様性・性差に基づく神経細胞分化能の制御機構解明と予測モデルの構築(研究開発代表者:福田篤)」などの採択を受けて取り組んだものです。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真と概要図は東海大Webより抜粋)

 

木村啓志先生の総説がWeb of Scienceのトップ1%論文となりました。

以下の総説が、Web of Science(Clarivate社)のPharmacology & Toxicology分野における2020年高被引用文献(上位1%)に選出されました。(JSSX一般社団法人日本薬物動態学会より抜粋)

Organ/body-on-a-chip based on microfluidic technology for drug discovery. Hiroshi Kimura, Yasuyuki Sakai, Teruo Fujii, DMPK, 33(1), 43-48, 2018.(論文はこちら

「文化財を科学するⅡ」は6月26日に開催されます。

先日延期されました「文化財を科学するⅡ」の開催日時が決まりました。

日時:2021年6月26日(土)10時〜16時 入場無料(オンライン配信有)

開催場所:東海大学湘南校舎12号館1階/MNTCコミュニケーションスペース(入場制限あり)

連絡先:0463-58-1211(代) 内線4902  東海大学文明研究所

PDF

5月15日(土)開催の「文化財を科学するII」は延期になります。

発表者各位

平素大変お世話になっております。
東海大学文化社会学部アジア学科の山花です。
さて、明日15日に開催予定でした「文化財を科学するII」の研究会は
14日と15日に湘南キャンパスでの授業がが臨時休講となりました関係上、研究会も延期せざるを得なくなりました。ご準備していただいていた皆様方には大変申し訳ございませんが、次回の研究会開催日をこれから皆様に打診させていただきたく存じます。
日程再調整のご連絡は追って差し上げますので、今しばらくお待ちください。研究会延期のお詫びを申し上げますとともに、
今後のご協力も賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。とりそぎ。

やまはな拝
「文化財を科学するII」研究会幹事


総合医学研究所が第24回公開研究報告会を開催しました(東海大Webより)

総合医学研究所が3月5日に伊勢原キャンパスで、「第24回公開研究報告会」を開催しました。この報告会は、本研究所の所員が1年間の研究成果を共有するために毎年同時期に実施しているものです。(中略)本研究所は、基礎医学研究の成果を新技術の開発や臨床に生かし、総合的な医学の発展に寄与することを目的として1980年に創設。国内外から注目される多くの研究成果を発表しています。現在は、本学医学部の教員を兼務する研究者ら19名の所員が中心となって、生命科学統合支援センターの技術職員や先進生命科学研究所、マイクロ・ナノ研究開発センターの研究者らとも協働し、「再生医学」「ゲノム医学」「創薬」「血液・腫瘍学」「肝臓・腎臓病学」の5部門に関する研究に従事。学内の医学・生命科学・理工学系学部や研究機関との連携を推進するとともに若手研究者を育成し、医科学研究のさらなる活性化を図っています。(つづく

(マイクロ・ナノ研究開発センターからは以下の所員が発表しました。)

◇中川 草【ゲノム解析研究部門】(基礎医学系分子生命科学講師/特別研究所員)
「統合トランスポゾンデータベースを活用した癌トランスクリプトーム解析」

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。

総合科学技術研究所が「飛翔体の流れに関する研究報告会」をオンラインで開催しました(東海大Webより)

総合科学技術研究所では3月2日にオンラインで、「飛翔体の流れに関する研究報告会」を開催しました。(中略) 開会にあたり稲津敏行副学長(理系担当)が、「研究は領域ごとに区切れるものではなく、融合が重要な世界です。学部学科をこえた研究所における活動がより重要であり、今後いっそう期待されると思います。本学では14の研究所を設けており、研究所が主体となって研究を行える環境整備を進めています。総科研でもより活発な研究活動が展開されることを期待します」とあいさつしました。 (中略) 流体シミュレーションの研究開発と工学的な応用について研究する福田紘大准教授は、「ラグランジュ型乱流解析手法の開発」をテーマに講演。従来の手法との比較や、空間解像度を解析前に定量的に規定できるメリットなどを説明しました。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。

Tμne13「ベストポスター賞」が決定しました

東海大学マイクロ・ナノ啓発会第13回学術講演会にご参加いただきありがとうございました。厳正なる審査の結果、「ベストポスター賞」が決定しました。受賞者は以下の通りです。

P04 谷神 絃太さん    (工学研究科応用理化学専攻)

P15 高橋 学さん      (理学研究科物理学専攻)

P23 石井 海人夢さん  (理学研究科化学専攻)

P29 納富 拓真さん    (工学研究科応用理化学専攻)

P49 南原 直紀さん    (理学研究科物理学専攻)

P56 大内 桃花さん    (生物学部海洋生物科学科)

 

写真は東海大学公式Webサイトから抜粋

第13回マイクロ・ナノ啓発会(Tune)を開催しました(東海大Webより)

東海大学マイクロ・ナノ啓発会(Tµne)の第13回学術講演会を、2月27日にオンラインで開催しました。総合大学である本学の強みを生かし、幅広い分野の研究者が互いの研究への理解を深め、学内外との共同研究につなげることを目的にマイクロ・ナノ研究開発センター(MNTC)の所属教員が中心となって年2回程度開いているものです。例年は参加者が一つの会場に集まって開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて初めてオンラインで実施。医学部・理学部・工学部・生物学部・国際文化学部・農学部など全国のキャンパスから150名をこえる教員と学生が参加しました。(つづく

この記事は東海大学Webより紹介されました。

2020年度第2回 東海大学アンデスコレクション研究懇談会 

日時: 2月19日(金)15:00~17:00 
会場: ハイブリッド形式
      [オンキャンパス] 東海大学湘南校舎12号館1階 
                    マイクロ・ナノ研究センター コミュニケーションエリア 
      [オンライン]  Zoom meeting 
          参加をご希望される方はMNTC志賀までご連絡ください。
           mntc@tsc.u-tokai.ac.jp

「2020年度研究交流会」にて山花准教授が優秀賞を受賞されました(東海大Webより)

2021年02月10日

研究推進部が昨年12月12日にオンラインで開催した「2020年度研究交流会“Withコロナにおける新たな研究活動の創出”」における「テーマ別研究発表」と「Research ART」の各賞受賞者が決定しました。研究交流会は、総合大学の強みを生かし、理工系や文系、医学系など幅広い分野の研究者による共同研究の促進などを目的として、2015年度から開催しています。(中略)

◇テーマ別研究発表
【優秀賞】
文化社会学部アジア学科 山花京子准教授
テーマ:クラウドファンディングに挑戦してみたい研究
演題:「トト神を救え! 古代エジプトの神像修復プロジェクト」

この記事は東海大学公式ウェブサイトで紹介されています。

 

【出展案内】テクニカルショウヨコハマ2021(オンライン開催) (東海大Webより)

2021年01月29日

産官学連携センターは、2021年2月15日(月)から2月26日(金)にオンラインにて開催される「テクニカルショウヨコハマ2021」に出展します。

 この展示会は、神奈川県下最大級の工業技術・製品に関する総合見本市として、独創性・先進性に富んだ最新の技術・製品や研究成果を発信することを目的に開催されます。例年はパシフィコ横浜にて開催されていた本展示会ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、オンラインでの開催となりました。本学からは、4件の研究シーズを出展いたします。

開催概要

【公開期間】

 2021年2月15日(月)から2月26日(金) (閲覧無料)

【テクニカルショウヨコハマ2021公式ホームページ】

 https://www.tech-yokohama.jp/2021/

 (中略)

酸化チタンとヨウ化銅の透明半導体膜の開発

 理学部 化学科 冨田 恒之 准教授

 独自のチタン原料を用いることで、アナターゼ型、ルチル型、ブルカイト型、ブロンズ型の4種類の結晶構造の二酸化チタンナノ粒子を単相で作る技術を確立しました。これらのナノ粒子を用いたn型、p型の透明半導体膜を作製し、太陽電池の輸送層への応用を進めています。

紹介ページ:https://www.tech-yokohama.jp/2021/exhibitor/210214/

※出展者セミナー参加予定(10分動画の配信・会期中のみ閲覧可能)セミナーURLは紹介ページからリンクでアクセス可能です。

【主催】公益財団法人神奈川産業振興センター、一般社団法人横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市(順不同)

この記事は東海大学公式ウェブサイトで紹介されています。

Tμne第13回学術講演会 [参加登録,発表申し込みサイト]

東海大学マイクロ・ナノ啓発会【Tokai University Micro/Nano Enlightenment (Tµne)】は、東海大学の総合大学のメリットを生かした研究の情報交換やコラボレーションを目指して学術講演会を開催いたします。

第13回は、コロナ禍で希薄になってしまった研究者・学生間交流の活性化を目的として、オーラルセッション、および各研分野で展開されている研究の成果を発表するポスターセッションで相互理解を深めます。

日 時  2021年2月27日(土) 13:00~18:10
場 所  Web開催(Zoom + Remo)
参加費  無料

開催のご案内

ポスター演題募集要項

参加登録
登録期間:2021年1月25日(月) ~ 2021年2月15日(月)

ポスター演題&予稿登録
登録期間:2021年1月25日(月) ~ 2021年2月15日(月)

[発表にあたって]
発表形式:ポスターセッションの発表者にライトニングトーク(90秒間)での発表もお願いします。ポスターセッションは、バーチャル会議ツール「Remo」を使って、2時間程度を予定しています。
※ライトニングトークにつきまして、ポスター発表の応募者数が多数の場合には、予稿にて事前審査する場合があります。
ポスターサイズ:Remoで掲示可能なもの(追ってHP上でマニュアルを公開します。)
その他:
・専門分野以外の人にも分かりやすい発表を心がけ、学生が発表者の場合は、所属学部学科・指導教員・学年を明記してください。
・本講演会は分野横断な学術交流を目的としていますので、過去に発表した内容を含んでいても構いません。
・特に優れた発表については「Tμneポスター賞」として表彰させていただきます。

主  催: 東海大学マイクロ・ナノ啓発会 共 催: 東海大学生物学部,東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター
問合せ先: 東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター 志賀(0463-58-1211 内線4790, E-mail: mntc@tsc.u-tokai.ac.jp