ヘルスケアチーム

 

分野融合ヘルスケア研究

中川
講師

ORCiD
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研究経歴と論文リスト(研究者インタビュー )

東海大学医学部医学科基礎医学系
分野融合ヘルスケア研究チーム代表

[研究内容:微生物から哺乳類までダイナミックな生命進化の解明]DNAシーケンス技術が進歩し、様々な生物のゲノム配列が解読され公開されていています。私は分子進化・集団遺伝学の理論をベースに様々な生物のゲノム配列などの大規模な遺伝情報を解析し、多くの分野の研究者と共同研究を通してゲノムレベルでのダイナミックな生物進化を研究しています。

東海大学ウェブサイト掲載記事2020年04月21日 

笹川
教授

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東海大学工学部生命化学科

私は、スプライシングという生命現象に注目して研究をおこなっていきたいと考えています。スプライシングは真核生物の遺伝子転写にみられる現象ですが、真核生物はこのスプライシングを巧みに利用し、使うエキソンを選択することで、作るタンパク質の種類を増やしています。この選択的スプライシングにより、ヒトでは2万5千の遺伝子から10万のタンパク質が作られると考えられています。スプライシング調節がうまくいかないと、病気になることさえあります。逆に、スプライシングをうまく操ることができれば、欲しいときに欲しいタンパク質を自由自在に発現させることが可能になるかもしれません。最終的には、何か人の役に立たせることを目的に、人工的にスプライシングを調節する方法の確立を目指しています。

池内 眞弓
准教授

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東海大学健康学部健康マネジメント学科

研究内容

1.栄養や生活習慣と健康に関する研究

2.食品・栄養成分の機能性に関する研究、生理活性作用を有する食品素材の探索

3.高次脳機能の向上に関する研究

毎日新聞 東海イズム 池内眞弓

宮沢 正樹
講師

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東海大学健康学部健康マネジメント学科

鉄は酸素の運搬をはじめ、細胞分裂やDNAの複製に必要なミネラルであり、エネルギー産生に関わる蛋白質の重要な機能性分子でもあります。その一方で、過剰な鉄はDNAの酸化傷害を誘導する活性酸素産生の原因となり、癌の発生や悪性化を促すことが懸念されています。現在は鉄の代謝メカニズムを遺伝子レベルで解明し、鉄の量を癌細胞内で制御することにより癌の細胞死を誘導する可能性について研究しています。

毎日新聞 東海イズム 宮沢正樹

安田 佳代
講師

ORCiD
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東海大学健康学部健康マネジメント学科

老化に影響を及ぼす分子機構の解明を基軸とし、ミトコンドリアを中心としたエネルギー代謝や酸化ストレスとの関連性について、実験動物であるC.elegansを用いて研究を進めています。また、寿命を指標とした機能性栄養物質の探索なども行っており、それらの栄養機能の分子メカニズムを解明することで、最終的にはヒトの健康の維持・増進や長寿実現につながることを目指しています。

佐々木 海渡
助教

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東海大学理学部物理学科

身の回りに普遍的に存在する水は、化学物理的な観点からは異常な液体であるとみなされます。たとえば4℃で密度が最大になることも水の異常な性質の一つです。いくつかの水の異常な性質はポリアモルフィズムと呼ばれる「非晶質状態の多形」で説明できることが提案されています。私は水やポリアモルフィズムを示すいくつかの分子性液体を使って、分子運動とポリアモルフィズムの関係の理解に取り組み、水の不思議の解明に挑戦しています。