新型コロナウイルスを遺伝子解析の分野から知るマイクロ・ナノ研究開発センター講演会を開催しました(東海大Webより)

2020年07月01日

マイクロ・ナノ研究開発センターでは6月17日に、オンライン講演会「新型コロナウイルス SARS-CoV-2のゲノム解析で分かること、わからないこと」(第63回MNTCセミナー)を開催しました。(中略)WEBビデオ会議システム「Zoom」を通じて教職員や学生約80名が参加しました。
中川講師は最初に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスであるSARS-CoV-2はおよそ直径100㎚で、リボ核酸(RNA)に保存されている遺伝情報をもとに人に感染して増殖することを説明しました。コロナウイルスには多様な種類が存在しており、主に哺乳類や鳥類に感染することが分かっていることや、新型コロナウイルスを遺伝子で系統分類すると、2003年に中国で発生したSARSコロナウイルス、そして「キクガシラコウモリ」というコウモリで多数見つかっているコロナウイルスと同じグループに属していると語りました。
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この記事は7月1日に東海大学公式ウェブサイトで紹介されています。
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