山花准教授と三橋准教授のクラウドファンディングについて東海大学公式サイトで紹介されました。

2021年06月11日 “総合研究機構が「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」を開始しました”

東海大学総合研究機構ではこのほど、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」を運営するアカデミスト株式会社とパートナーシップ契約を締結し、「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」を開始しました。(中略)

施策の開始に伴い、6月10日にオンラインで、「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」に関する記者会見(共催=アカデミスト株式会社)を開きました。記者会見には、稲津敏行副学長(理系担当)と、アカデミストの阿部麻衣子氏、クラウドファンディングを実施する文化社会学部アジア学科の山花京子准教授、工学部生命化学科の三橋弘明准教授が出席しました。(中略)

続いて、山花准教授と三橋准教授が支援者を公募する研究テーマを紹介しました。山花准教授は、「古代エジプト人の祈りを、神像の科学的調査から読み解く!」と題し、東海大が所蔵する古代エジプト及び中近東コレクションの一つである「ヒヒ神像」の調査を企画。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。

工学部生命化学科の三橋准教授が責任著者の論文が国際ジャーナルに掲載されました(東海大学公式サイトにて紹介)

2021.06.19

工学部生命化学科の三橋弘明准教授(マイクロ・ナノ研究開発センター兼任)と医学部医学科基礎医学系分子生命科学の中川草講師(総合医学研究所、マイクロ・ナノ研究開発センター兼任)、東京医科歯科大学の三橋里美准教授らの研究グループがこのほど、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)の原因遺伝子DUX4による異常な転写産物の同定に成功。その成果をまとめた論文が、4月1日に発行された国際ジャーナル『Human Molecular Genetics』に掲載されました。この研究は、文部科学省先進ゲノム解析研究推進プラットフォームの支援のもと、東京医科歯科大学、京都大学iPS細胞研究所、産業技術総合研究所との共同研究で行われました。(つづく

この記事・写真は東海大学Webサイトより抜粋しています。

中川先生が所属する研究チームが東海大公式サイトで紹介されました。

2021年06月16日 “ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見”

1.発表者:
佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野准教授)
※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」(注1)メンバー
佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野准教授)
本園 千尋(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 講師)
中川 草(東海大学 医学部医学科 基礎医学系分子生命科学 講師)
(中略、その他3名)

2.発表のポイント:
◆ 新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(注2)の感染受容体結合部位(注3)が、ヒトの細胞性免疫(注4)を司る「ヒト白血球抗原(HLA)」(注5)の一種「HLA-A24」によって認識されることを見出した。
◆「懸念すべき変異株」(注6)に認定されている「カリフォルニア株(B.1.427/429系統)」と「インド株(B.1.617系統;デルタ型)」に共通するスパイクタンパク質の「L452R変異」が、HLA-A24を介した細胞性免疫から逃避することを明らかにした。
◆「L452R変異」は、ウイルスの感染力を増強する効果があることを明らかにした。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。

木村先生のWeb of Scienceトップ1%論文が東海大公式サイトで紹介されました。

“木村准教授による論文が世界最大級の学術データベース「Web of Science」の2020年度高被引用文献上位1%に選出されました”

工学部機械工学科の木村啓志准教授が執筆した論文がこのほど、クライベイト社が運営する世界最大級のオンライン学術データベース「Web of Science」のPharmacology&Toxicology分野で、2020年度高被引用文献上位1%に選出されました。

世界中の研究者から多数の引用を受けた論文は、「創薬のためのマイクロ流体技術を用いたオーガンオンチップに関する総説」で、木村准教授が長年研究を続けているオーガンオンチップと呼ばれる生体模倣システムを用いた創薬研究の成果についてまとめたものです。このシステムは、微細加工によって作製されるマイクロ流体デバイスを使って生体内環境を模したもので、さまざまな臓器の細胞を培養することでその細胞の機能を維持・向上させることができる装置です。創薬において実施されている動物実験の代替法として期待されており、動物愛護の観点やヒトと動物の体の反応が異なるといった課題を解消できます。木村准教授はこの技術を生かし、本学医学部をはじめ学内外のさまざまな研究者と共同で学際的な研究に取り組んでいます。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真と概要図は東海大Webより抜粋)

医学科・福田先生の研究成果が東海大公式サイトで紹介されました。

2021.06.09 医学部医学科の福田講師らがiPS・ES細胞の神経分化を制御する遺伝子を発見しました

医学部医学科基礎医学系分子生命科学の福田篤講師(文部科学省卓越研究員、総合医学研究所、マイクロ・ナノ研究開発センター)らがこのほど、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)の神経分化を制御する遺伝子を発見。その成果をまとめた論文が6月8日(日本時間6月9日)に、アメリカの科学雑誌『Cell Reports』オンライン版に掲載されました。本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成31年度再生医療実現拠点ネットワーク幹細胞(再生医学イノベーション創出プログラム)「ヒト多能性幹細胞を用いた転写/エピゲノム多様性・性差に基づく神経細胞分化能の制御機構解明と予測モデルの構築(研究開発代表者:福田篤)」などの採択を受けて取り組んだものです。(つづく

この記事は東海大学Webサイトより紹介されました。(写真と概要図は東海大Webより抜粋)

 

木村啓志先生の総説がWeb of Scienceのトップ1%論文となりました。

以下の総説が、Web of Science(Clarivate社)のPharmacology & Toxicology分野における2020年高被引用文献(上位1%)に選出されました。(JSSX一般社団法人日本薬物動態学会より抜粋)

Organ/body-on-a-chip based on microfluidic technology for drug discovery. Hiroshi Kimura, Yasuyuki Sakai, Teruo Fujii, DMPK, 33(1), 43-48, 2018.(論文はこちら